B/Sスパンゲ法
~巻き爪研究所イチオシの矯正法~
こんにちは。巻き爪の相談を承っている巻き爪研究所です。皆さんは巻き爪矯正にご関心はありますか?
矯正治療と聞くと、「高い」「痛そう」「日常生活に支障が出そう」といったマイナスの印象を抱く方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、巻き爪矯正と一口に言っても、様々な矯正方法があります。各矯正方法にそれぞれのメリットやデメリットがあり、ご自身に合った治療方法を選ぶことが大切です。ご自身に合わない方法の場合、巻き爪が再発したり、日常生活に支障が出てしまったりして、「矯正治療したのに、完治しなかった」ということにもなりかねません。
巻き爪に悩まれている方は年々増えてきているため、病院だけではなく、巻き爪矯正の専門院や治療院も増加傾向にあります。そのため、色々な選択肢があると思うのですが、「どのような方法で巻き爪矯正を施術しているか」という観点をお持ちになったうえで、治療を進めることをお勧めいたします。
ちなみに、当院では、B/Sスパンゲ法(ビーエススパンゲ法)という矯正方法を採用しております。今回のレポートは巻き爪研究所がお勧めしている「B/Sスパンゲ法」についてお伝えしていきます。
1 B/Sスパンゲ法ってどんな矯正法?
B/Sスパンゲとは、ドイツ発祥の形状記憶の特殊なプラスチックプレート(厚さ0.2mm)を、専用の接着剤で爪の上に貼り、巻いてしまった爪の形を正常な爪の形に整えていくというシンプルな矯正方法です。
爪の厚さや形を選ばずに施術できる場合が多く、取り付けてすぐに効果を感じられるため、巻き爪の辛い痛みから即日解放されます。
ここまでの説明ですと、「ただ貼り付けるだけ?」「それで本当に巻き爪が治るの?」という声が聴こえてきそうですね。
さらに詳しく解説しますと、この矯正方法では、爪を元の形に戻す力として、弾力性のある固いプレートを利用するのです。わかりやすく理解していただくために、一度「プラスチック製の下敷き」を思い浮かべていただけますでしょうか。
その下敷きを曲げて、手を離したら、元の平らな形に戻りますよね。つまり、下敷きも前述したプレートのように、固くて弾力性があるものと同じとみなせます。そして、もしその下敷きを丸い球体に貼り付けたとすると、下敷きは元の平らな形に戻ろうと常に張力が働く状態になります。
B/Sスパンゲはこの下敷きの仕組みと同じように、爪専用のプレートを使用して矯正を行います。
2 B/Sスパンゲ法の特徴
ここで、B/Sスパンゲの最大の特徴をご紹介します。それは、他の矯正法に比べ、根本まで爪を広げられる点にあります。
なぜここに注目するのかというと、「根本まで爪を広げる」ということは、「再発の可能性を極限まで下げる」ことに直結するからです。
ほとんどの巻き爪矯正は、皮膚に食い込む爪の痛みを解決が優先となり、皮膚に食い込んでいる先端の爪だけを広げることになります。一時的に痛みは緩和されますが、巻き爪は根元から巻いている事がほとんどなので、爪が伸びると高確率で再発してしまいます。
つまり、爪先だけの矯正では完治とは言えません。
<根本の巻き爪を矯正するには?>
①爪の先端からプレートを装着(1回目)
②爪の先端が広がったら、爪の中央付近にプレートを装着(2回目)
③爪の中央が広がったら、爪の根本付近にプレートを装着(3回目)
④爪の根本が広がったら矯正終了
巻き爪矯正で1番多い失敗は「矯正を完了する前に巻き爪矯正をやめてしまうこと」です。
1回の通院でも痛みを大きく減らすことができ、矯正が完了するよりも先に痛みはほとんど感じなくなります。しかし、そこで油断して矯正を辞めてしまうと爪の先端しか矯正が終わっていないため、根元の爪が先端まで伸びた際、再び巻き爪となってしまいます。
根元の爪まで広げることで初めて再発を防止することができます。再発リスクを少しでも減らしたい方は「根本まで爪を広げられる矯正法かどうか」は検討する上で大事な点といえるでしょう。
3 B/Sスパンゲ法をお勧めする8つの理由
ここでは、私たちが自信を持ってB/Sスパンゲ法をお勧めできる理由をお伝えします。
3−1 再発が少ない
先ほどお伝えしたように、これがB/Sスパンゲ法の一番の特徴です。爪を先端だけではなく、全体的に広げることが可能なため、再発の確率を大幅に減少させられます。
<再発の少ない施術トップ3>
B/Sスパンゲ法
B/Sスパンゲ法の最大の特徴は、爪の上からプレートを貼るだけなので爪の根元まで矯正が可能な点です。
VHO矯正法
爪の中央にワイヤーを引っ掛けて持ち上げるため、爪の中央までは矯正が可能となります。
フェノール法
爪の根元まで焼くため根本へのアプローチが可能ですが、再発した場合には、爪の構造が変わって爪を広げる事が非常に大変になります。
3−2 痛みがない
爪の表面にプレートを貼るだけなので、矯正中も矯正期間中の日常生活も痛みはほとんど感じません。
※ただし、爪に炎症がある際は、矯正中多少の痛みが出ることもあります。
3−3 即日の効果を期待できる
巻き爪の痛みは爪が皮膚に食い込むことによって引き起こされますが、爪の上にB/Sスパンゲ法のプレートを装着することで爪が外側に引っ張られ、皮膚への食い込みを抑制します。
実際に、当院でB/Sスパンゲ矯正を行った多くが、矯正した日のうちに痛みがなくなった(または軽減した)と仰っています。
3−4 目立たない矯正プレート
透明のグラスファイバー製で出来たプレートを爪の表面に貼り付けるだけで目立ちませんので、サンダルや素足になるシチュエーションでも心配がいりません。
3−5 矯正期間中のネイルOK
プレートの上からマニキュアやネイルシールをつける事が出来るので、矯正期間中もおしゃれを我慢する必要がありません。
※ただし、ジェルネイルは巻き爪の原因になる場合があるため、矯正中はご遠慮いただいております。
3−6 ストッキングや靴下が引っかからない
プレートの薄さが0.2mmなので、プレートがストッキングや靴下に引っかかる事はありません。
3−7 運動・スポーツOK
矯正期間中もプレートを貼っているだけなので、いつもと変わる事なく、スポーツを楽しんでいただけます。
3−8 靴を選ばず履ける
矯正中はどんな靴でも履く事が出来ます。当院では、矯正治療と併せて、適切な靴の選び方や靴の履き方などもアドバイスしております。
4 B/Sスパンゲ法に関するよくある質問
よくお問い合わせいただく内容を下記にまとめました。ご参照ください。
① B/Sスパンゲ法はどんな巻き爪に対して効果的ですか?
基本的にはどんな爪の形にも対応できます。ただし、指の小さなお子様や小指の爪、手術をされている爪に関しては一度ご相談下さい。
② 他の矯正法と比べて矯正の痛みはどれくらいですか?
矯正の痛みはほとんどありません。ただし、炎症が強い場合は、まれに痛みが伴う事があります。
③ 他のサイトで「B/Sスパンゲ法は途中でプレートが取れてしまう」と書いてありました。
途中でプレートが外れる原因は大きく分けて2つあります。一つ目が、「巻き爪矯正を行うスタッフの技術力が足りていないこと」です。残念ながら、こちらの原因が非常に多い印象を受けております。
2つ目が、「爪が汗によって湿りやすいこと」にあります。多汗な方は留意していただく必要があるかもしれません。
④ 他のサイトで「B/Sスパンゲ法は矯正期間が長い」と書いてありました。
即効性を感じられない原因は大きく分けて2つあります。一つ目が、「技術者が爪に最適なプレートを選択出来ていないこと」です。残念ながら、こちらの原因が非常に多い印書を受けております。
もう一つは、「プレートを貼る位置が間違っていること」です。最適なプレートを正しい位置に貼ることさえできれば、即効性を感じていただけるはずです。
B/Sスパンゲ法は良くも悪くも施術するスタッフの腕にかかっていると言っても過言ではなく、そのため日本ではあまり普及されていないのが現状です。
⑤ 矯正の回数はどのくらいですか?
回数は巻き爪の状態によります。最短の目安としては、軽度の方であれば3〜5ヶ月程度です。中度の方であれば6ヶ月前後、重度の方であれば6ヶ月以上はかかるイメージをされると良いでしょう。
※当院では、通院は1ヶ月に1回となります。
⑥ 保険は適用されますか?
保険適用外です。基本的に病院での手術以外の治療は保険適用外となることが多いです。
⑦ 深爪の状態でも矯正は出来ますか?
深爪の方でも矯正可能です。爪の表面にプレートを貼り付けるだけなので、問題ありません。
⑧ 矯正直後に靴は履けますか?
矯正直後も問題ありません。矯正後のご帰宅でも靴をお召しになれます。
⑨ お風呂、サウナには入れますか?
長時間湯船やサウナに入られますと、プレートが剥がれる原因となってしまうので、10分ぐらいの長さを推奨しております。シャワーのみであれば、特に問題ありません。
もし長くお湯に浸かりたい場合は、矯正している爪を湯船から出すようにするなど、矯正部分をあまり長くお湯に浸さないようにお心がけをお願いいたします。
5 B/Sスパンゲ法で唯一注意して欲しいこと
「痛くない」「再発しづらい」「日常生活に影響がない」といった利点をもつB/Sスパンゲ法ですが、反対に欠点はないのでしょうか?
実は、欠点というよりも注意点が1つあります。それは、B/Sスパンゲ法は技術者によって仕上がりの差が大きいという点です。
技術者の技術が不足していると、矯正途中に痛みを感じたり、根本までプレートがつけられなかったり、矯正期間の途中にプレートが取れたりする可能性も考えられます。また、親指以外の指や子供の小さな指の矯正は特に技術力が求められるので、技術者によって仕上がりに差が出やすい部位となります。
詳細は以下のレポートをご一読ください。
巻き爪研究所は年間1500件の巻き爪矯正を行なってきた巻き爪矯正師が矯正または技術指導したスタッフのみが矯正を担当します。
ご自身でのケアのみでは不安が残るという方、痛みや違和感が続いていて困っている方、矯正治療に関心のある方などがいましたら、お気軽に当院へお問い合わせください。
当院にはラインアカウントもございます。症状が悪化した際など、ラインからでもご相談を承りますので、ぜひご登録ください。ライン登録はこちら。
このレポートを書いた人
巻き爪研究所 代表 落合
年間1500件の巻き爪の矯正実績を持つ巻き爪矯正のスペシャリスト。趣味は自宅で豆を挽いて珈琲を淹れること。休日はコーヒー片手に読書をしていることが多いです。
【資格】
・B/S SPANGE技術者
・柔道整復師
・はり師 , きゅう師
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